Withコロナ対策With Corona Measures
換気、感染予防で抗菌を意識した洗面所、シュークローゼット等、Withコロナ対策
玄関とLDKを分けて考える新しい生活様式は、感染症防止の基本として身体的距離の確保を提言しています。 特に、外出からの帰宅後は「まず手や顔を洗う」「できるだけすぐに着替える」など、玄関から直接洗面所やバスルームに行けるように、リビングやダイニングなどを通らずに済む間取りなどをご提案をします。
Withコロナで私たちのライフスタイルが変化
1) こまめな手洗い・手指消毒
外から帰ったらすぐに手洗い、うがいなどをおこない、
家の中にウィルスを持ち込まない。2)こまめな換気
密閉空間ではウィルス感染が起きやすいので、こまめに換気をおこない、
室内の空気を入れ替える。3)買い物は通販も利用し、少人数ですいた時間に
買い物はできるだけ1人で行く。
まとめ買いや通販を利用して買い物の回数を減らす。4)食事には持ち帰りやデリバリー(出前)も活用
飲食店での長時間の食事を避けるため、
持ち帰りやデリバリーの活用を推奨。
健康的な生活習慣のための設計・設備
1) 玄関脇の洗面台・収納スペース
新型コロナウィルスに限らず、風邪やインフルエンザ対策としても手洗い、うがいはとても効果的です。
できるだけ玄関に近い場所に洗面台やコートやかばんなどの収納スペースなどを設置するとよいでしょう。 花粉対策としても有効です。2)宅配ボックス
「ステイホーム」で、通販やデリバリーを頻繁に使うようになり、宅配ボックスの必要性は高いと言えます。
感染リスクの軽減や不在時の受け取りなど、大変便利に使える設備です。3)食材や日用品をストックできる備蓄庫(パントリー)
新しい生活様式で買い物に行く回数が減ると必要になるのが、
食材やかさばる日用品をストックしておけるスペースです。 感染症対策としても、災害に対する備えとしても「備蓄庫(パントリー)」は設置したい便利に活用できる空間です。4)効率よく換気できる窓配置や換気システム
室内のすべての空気を外気と入れ替わることができる「換気」が必要になります。
効率的に換気できる窓の配置や大きさ、また空間の広さに合わせた換気扇の数や
位置などの検討が欠かせません。
快適な仕事・学習環境のための設計・設備
1) 親のワークスペース、子どもの学習スペース
テレワークやオンライン授業などに対応するためには、
それに適したスペースが必要になります。
リビングなどの広い空間にワークスペースを設け、可変式の仕切りなどで必要な時に個室化できる、
フレキシブルな空間を作っておくのもよい方法かと思います。2)通信回線や電源などのIT環境
設計時に考えておきたいのが、通信回線や電源などのインフラです。
光ファイバーやwi-fiなど高速通信回線を導入しやすいように
設計しておくことが重要でしょう。
PCやスマホだけでなく、家電もインターネットに接続して使うのが当たり前の時代になりつつあります。
ルーターなどの通信機器の設置場所、コンセントの数や位置(高さ)、
LAN配線なども事前に検討して配管しておくことをおすすめします。3)オンライン会議、オンライン授業に対応できる防音対策
オンラインでの会議や授業などで問題になるのが「音」ではないでしょうか。
ワークスペースの壁には防音性の高い素材を使うなど、設計時に検討しておくとよいと思います。
withコロナ時代の住まい。建てる前に専門家としっかり検討しよう
新型コロナウィルス感染症が終息したとしても、大きく変化した暮らし方、
働き方はコロナ前に戻ることは考えにくいでしょう。
これから家は「新しい生活様式」に対応できるように、
これまで考えもしなかったようなことを事前に検討し、
間取りや設備に反映していく必要があります。
より良いリノベーションのお手伝いをさせていただきます。